ゲームアルゴリズム 定番のアルゴリズムを発展させて、面白いゲームを創ろう！

ゲーム開発のための数学・物理学入門 改訂版 ウェンディ・スターラー 山下 恵美子 ★★★★★ 　ゲームに必要な数学＆物理学の知識を、基礎から解説しています。 数学や物理学の世界は膨大ですが、本書はその世界からゲーム開発に必要なものだけピックアップして解説しています。そのおかげで、ゲーム制作に関わる数学＆物理の知識が効率良く身に付きます。 実際のところ就職作品としてのゲームなら、この本の5割程度の内容で十分制作できます。そんなわけでゲーム業界を志望する人にはお釣りが来るほど役立つ本です。 豊富な例題とサンプルコードを収録しているので、中学校教科書レベルから段階的に学べるのも良いです。ちなみに私は高校も大学も文系でしたが、本書を抵抗なく読む事ができました。 読むコツとしては、先頭から順に読み進めるより興味のある章から学ぶのがオススメです。 シューティングゲーム アルゴリズムマニアックス 新装版 松浦 健一郎 司 ゆき ★★★★★ 　シューティングゲームに出てくる様々なギミックのアルゴリズムを収録。 解説やプログラミング例も分かり易く、言語を問わない実践的な内容になっています。アルゴリズム自体は、シューティング以外のゲームにも応用できるものが多く、コストパフォーマンスに優れた一冊です。 ゲームプログラマーを志す人は、このシリーズを必ず買うべし！ アクションゲームアルゴリズムマニアックス 松浦 健一郎 司 ゆき ★★★★ 　上の本のアクションゲーム版です。シューティング版と同様に実践的な内容で、リファレンスとしても役立ちます。 このシリーズ全部に言えますが、かなりマイナーなゲームのアルゴリズムまでカバーしており、著者の執念を感じました。 パズルゲームアルゴリズムマニアックス 松浦 健一郎 司 ゆき ★★★★ 　同シリーズのパズルゲーム版です。 上の二冊と同様に、ただ読むだけでもゲームの仕組みが分かり面白いです。私は学生に、このシリーズ三冊をよく薦めています。 ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術 平山 尚(株式会社セガ) ★★★★★ 　ゲームの作り方を体系的にまとめた数少ない書籍です。この本を書いた平山氏の気概に、心から敬意を表します。 今までこういった和書が無かっただけに、このボリュームでこの値段は安過ぎる！私が学生の時にこんな本があれば良かったのになー、と強く思いました。内容も学習者に配慮した文章の流れになっていて、大変読み易く好感が持てます。 読むコツとしては一から全て理解しようとせず、分からない所は流して読み進めましょう。C++の基礎(クラスが作れるくらい)を知っている人には最適な一冊です。 ゲームアプリの数学 Unityで学ぶ基礎からシェーダーまで 久富木 隆一 ★★★★ 　ゲーム開発の為の数学をUnityで学べる一冊です。 本書のポイントは、数学の知識を解説するだけでなく、実際にUnity上で動かして確認する点です。 つまり数式や法則を並べて終わりではなく、それをUnity上でソースコード（C#）として記述します。 数式は色々出て来ますが、それを実現するソースは（かなり）単純なものばかりです。 だから分からない部分があったら、とりあえず飛ばして、まずソースを見て確かめるのが良いかと思います。 3Dプログラミングに必要な事は一通りカバーしているので、数学を学び直したい人にも有用な本だと思います。 楽しくわかるプログラミングの定石 ゲームプログラミングに学ぶ実践テクニック 相沢 崇絹恵 ★★★ 　かなりマイナーな本ですが、多種多様なゲームアルゴリズムを短いサンプルで解説しています。まさに名前どおりの定石集なので、手元にあると意外に？便利な一冊です。 ちなみにソースはDirectXを使わず、Formアプリケーションとして書かれているので、内容が簡潔で把握し易くなっているのもポイントです。 また本サイトで紹介している書籍の中で、最もじわじわ売れている一冊でもあります。

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