C++ 中級〜 C++の言語仕様は広大です。うっかり遭難しないように地図を見よう！

Effective C++ 原著第3版 (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES) スコット・メイヤーズ 小林 健一郎 ★★★★ 　C++をより深く理解する「定番の中の定番」と言えばこの本です。内容の充実度からして中級以上のステップアップに是非ともオススメします。 ただ一から全部読もうとすると「頭がパニック状態」になる恐れがあるので注意して下さい。私もなりました…ですから、読む時は全てを理解しようとは思わず、分かりそうな部分から読みましょう。それぞれの項が独立しているので、知りたい所だけ読んでいく使い方がベストだと思います。 そうやって少しずつ読み進めて行けば、あなたの強力な武器になる名著です。 新訂版 More Effective C++ スコット・メイヤーズ 安村 通晃 ★★★★ 　上記「Effective C++ 」の続編です。 前作と同様に、一気に全部読もうとするより興味のある項目から拾い読みするのが良いかと思います。 C/C++ミスプログラミング ケーススタディ (Front Programmer Series) 杉浦 賢 ★★★ 　ついうっかりやってしまいがちなミスを多数取り上げ、その防止法を学べます。C++の言語仕様は他の言語に比べて落とし穴が多いので、あらかじめ本書で注意すべき点を知っておくと後々便利です。 本書で紹介するケースは、誰もが一度は必ずやってしまったミスばかりなので、とても参考になるかと思います。 上級者には物足りない内容かもしれませんが、中級者には有効な一冊です。 すべてのプログラマに効く 危険なプログラムの処法箋 宮坂 電人 ★★★ 　一言で言うと、現場でよく経験するダメプログラムの「あるある集」と対策を纏めた一冊です。 この業界では、新人でもベテランでも正気を疑うようなソースコードを書く人が結構います。 実際に私も、本書にあるようなダメプログラムに数え切れないほど出会ったので、何度も頷きながら読めました。20代の頃に半泣きになりながら、徹夜で修正した日々を思い出しました.… 本書を読むと「ダメプログラムの対処法」や「自分自身がダメプログラムの発生源にならない為の極意」が身に付きます。

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