プログラマーの哲学 今の自分をチェックし、研鑽を重ねよう

達人プログラマー システム開発の職人から名匠への道 アンドリュー ハント デビッド トーマス Andrew Hunt ★★★★★ 　良きプログラマーとなる為のTips集、 そしてプログラマーの目指すべき姿を明確に示すバイブルとも言えます。効率的なプログラミングの為のヒントが分かり易く書かれており、使い方によってはウルトラスーパー有用な一冊です。 ヒントの多くは一見するとごく当たり前の事ばかりですが、実務経験を積んだ上で読み返すと、その重要さを再認識させられる事が多々あります。 コンピュータに携わる人全てにオススメできる超良書の中の超良書。 私自身この本に書いてある事を全て習慣にできてはいませんが、時々読み返しては少しずつ実行に移しています。 ちなみに本サイトで紹介しているプログラミング書籍のナンバーワンが本書です。★を6個以上付けたいレベル。一度買えば一生使えるコストパフォーマンスが抜群です。 情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 Chad Fowler でびあんぐる ★★★★ 　副題にもある通り、ソフトウェア開発者が幸せに生きる為のヒント&提言集です。 人生は有限だから、よりクリエイティブに情熱的に生きてみようぜ！というエネルギーに溢れた一冊。 周りに流されて単調な日々を過ごすのではなく、人生を楽しくする為にアクションを起こし、自分を磨いて行く際のガイド役が本書だと思います。 また逆に、今の自分の人生を見直す良いきっかけにもなるでしょう。 将来への不安に怯えて生きるのではなく、情熱的に楽しくキャリアを積みたい！という人は是非本書を読んで欲しいです。 ソフトウェア職人気質 人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード ピート マクブリーン McBreen Pete ★★★★ 　「開発者を簡単に代替可能なモノ」と見なす従来の「ソフトウェア工学」に疑問を呈した一冊。 開発者は「生きた人間」であり、その事実を無視してプロジェクトの成功はあり得ない、という当たり前の事が軽視されている現状。私もそういった経験を何度もしたので大変共感できます。 優秀な開発者は良い仕事をする、この至極当然である理を忘れている組織がなんと多い事か。 そういった問題に対し、著者は「職人気質」の重要性を主張しています。 職人気質とは何か？その詳細は本書に譲るとして、開発者だけでなく経営者や管理職にも読んで欲しい良書です。 センス・オブ・プログラミング! 抽象的に考えること・データ構造を理解すること 前橋 和弥 ★★★★ 　一般的な書籍と違い、センスすなわち「抽象的なレベルで考える事&データ構造の重要性」をテーマにしています。 前橋氏の平易な語り口もあって、プログラミング経験があれば短い時間でサラッと読めます。 初心者からステップアップしたい人にも、本書を読んでおくと成長スピードを上げる手助けになるので、読む事をお薦めします。 ただ注意点として、本書を読めば著者の言う「センス」が直ぐに身に付く訳ではありません。 本書を読んだ後、何度もプログラミングを経験する事で「センス」や「コツ」を実感できるかと思います。 言い換えると本書は、センスの土台を作ってくれる一冊だと言えます。

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