プロジェクト管理における101の法則を纏めた一冊ですが、なんと小説仕立で描かれています。
ストーリーは…リストラされた主人公が謎の女(実はスパイ)に出会い、架空の国モロビアへ拉致され、そこで巨大プロジェクトのマネジメントを行う事になり…という導入で始まります。
その後、物語が進むにつれ様々な出来事が起こり、そこから法則・教訓が順に導き出される筋です。
なお上記ピープルウェアの思想が貫かれているので、続編といっても良い内容です。
ピープルウェアと同様に、ただの数字ではない「人」を大切にするデマルコの考えが随所に見られ、読んでいて楽しく、それでいて得るものが多かったです。
やっぱりデマルコは凄い人です。講演があれば是非行きたいですね。
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