私的Unity書籍ツートップ、第二の刺客。
こちらはある程度Unityを使った人向けの本です。上の本よりも更にUnityに搭載されている便利機能をガッツリ使って行きます。
森と大地に囲まれた3D空間で女戦士がモンスターと闘うアクションゲームを作りながら、Unityの色々な機能を学べます。地形の作り方、キャラのアニメーション、当たり判定、敵のAI、各種エフェクト、サウンド、ネットワークなどなど。
特に当たり判定絡みの解説が充実しているので、Unityの衝突判定コンポーネント(コライダ)を具体的にどう使うのかが良く分かります。具体的には、アニメーションとの融合、イベントの使用、アイテムや敵AIとの連携等、ゲーム開発に即した使用例を見ることができます。
あとこちらもオールカラーなので見易く、実際の画面や動きをイメージする上でかなり有効です。
注意点として、本書はパソコンがターゲットなので、そのままだとスマートフォンでは処理落ちの恐れがあります。スマートフォン向けに開発する時は、実機で動作を少しずつ確認しながら進めましょう(まあ普通の事ですが)。
総合的な内容と応用に優れ、二冊目のUnity本として最適な一冊だと思います。
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