サイト内書籍 人気ランキング 2012〜2015

過去3年間の人気書籍をまとめてみました。計測方法はAmazonでの注文数に基づいています。 意外な書籍が多くランクインしてかなり驚きました。今後も更新して行きたいと思います。 まず分析は後にして結果だけ 順位 書　籍　名 1 はじめての3Dゲーム開発「DirextX9」の使い方から「1人称3Dフィールド・ゲーム」の制作まで 2 ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術 3 Java〈1〉Javaではじめるプログラミング (プログラミング学習シリーズ) 4 アクションゲームアルゴリズムマニアックス 5 ゲームプログラミング入門 6 C言語の基礎―定番言語のプログラミング能力を身につけよう! 7 痛快!コンピュータ学 (集英社文庫) 8 C#の絵本 9 Javaの鉄則―エキスパートのプログラミングテクニック 10 プログラミング作法 11 思考する機械コンピュータ 12 [完全版] 究極のC#プログラミング 新スタイルによる実践的コーディング 13 シューティングゲーム アルゴリズムマニアックス 14 楽しくわかるプログラミングの定石―ゲームプログラミングに学ぶ実践テクニック 15 C/C++ミスプログラミング ケーススタディ では一冊ずつ見ていきましょう 第15位 C/C++ミスプログラミング ケーススタディ (Front Programmer Series) 杉浦 賢 C言語　中級〜 いきなり予想外な一冊です。もっとメジャーな本が沢山あったかと思いますが、これが入るとは驚きました。勝因は書名のインパクトが強かったせい？それともレビューのガンダムネタが良かったのか？？ 第14位 楽しくわかるプログラミングの定石―ゲームプログラミングに学ぶ実践テクニック 相沢 崇絹恵 ゲームアルゴリズム お、15位同様マイナーな本が健闘して嬉しいです。レビューはページの下の方にも関わらず堂々のランクイン。ゲームはプログラミングの基本にして王道です。 第13位 シューティングゲーム アルゴリズムマニアックス 新装版 松浦 健一郎 司 ゆき ゲームアルゴリズム ここでついにレビュー五つ星が登場。この本は良いサンプルが豊富なので、講義のネタに何度も使ってます。新装版が出て入手し易くなったのが嬉しいですね。やはりゲーム関係は強いなー。 第12位 [完全版] 究極のC#プログラミング 新スタイルによる実践的コーディング 川俣 晶 C# 中級〜 尊敬する川俣晶さんの売上げに貢献できて嬉しいです。私はこの本で近代言語の威力にショックを受けました、ラムダ式スゲー。川俣さんは著書だけでなく雑誌の連載記事も切り口が斬新で面白いので、益々ファンになりそうです。 第11位 思考する機械コンピュータ (サイエンス・マスターズ) ダニエル ヒリス W.Daniel Hillis コンピュータサイエンス入門書/仕組み おお、天才の偉業きた。本書が世間に広まれば一億総プログラマー時代が来ると妄想してます。それくらい分かり易く本質に迫った良書です。市立図書館で借りて読み、もう一度読みたくなって購入した思い出の一冊。 第10位 プログラミング作法 ブライアン カーニハン ロブ パイク Brian Kernighan プログラミングテクニック 定番中の定番と言えるカーニハン＆パイク本です。私は学生時代に本書と出会えてホントに良かったです。いつまでも色褪せない事が保証された名著です。まだの方は是非体験してみて下さい。 第9位 Javaの鉄則―エキスパートのプログラミングテクニック ピーター ハガー Peter Haggar Java 中級〜 ここで遂にJava本が登場！すぐに使えるTipsが多く、即戦力に定評のある鉄則さんだ。結構前に書かれた本ですが、Javaのバージョンが変わっても色あせないテクニックを収録しています。多くの人にとってこの本は要チェックです。 第8位 C#の絵本 (株)アンク C# 初心者/入門 よくネタにされる絵本シリーズですが、軽いタイトルとは裏腹になかなか深い所を突いてるかと思います。こういった良い入門書があるからこそ、初心者が安心してプログラミングを始められるのです。そんな縁の下の力持ちのような一冊。 第7位 痛快!コンピュータ学 (集英社文庫) 坂村 健 コンピュータサイエンス　入門書/仕組み 「で、結局コンピュータって一体何なの？おいしいの？」という素朴な疑問に正面切って答えた名著です。プログラマーだけでなく、一般の人にもオススメできるのがポイント高いです。この本みたいな取っ付き易い切り口で話せる学者さんがもっと増えて欲しいなあ。 第6位 C言語の基礎―定番言語のプログラミング能力を身につけよう! 大原 英郁 C言語 初心者/入門 知られざる良書の一つ。従来の眠くなる入門書とは一線を画した、専門学校の先生らしい一冊です。厳密な事は置いといて必要最低限の理解から始めるアプローチは、極めて現場主義的で分かり易いですね。私も講師をしているので共感できます。 第5位 ゲームプログラミング入門 鎌田 茂雄 DirectX 良書職人こと鎌田氏がここで登場。これは驚異的な一冊です。真面目な話、私の講義よりも判り易いかもしれません。そう思わせるほどゲームプログラミング入門として最高の部類に入る名著です。ちなみに私の予想ではこれが1位だと思ってましたが・・・外したか。 第4位 アクションゲームアルゴリズムマニアックス 松浦 健一郎 司 ゆき ゲームアルゴリズム なんと「シューティングゲームアルゴリズムマニアックス（13位）」を上回っての堂々4位です。これには大変驚きました。とはいえマリオやソニックの人気を考えると当然の結果とも言えそうです。こういったアルゴリズム本は、言語を問わず使えるので個人的に好きなジャンルです。 第3位 Java〈1〉Javaではじめるプログラミング (プログラミング学習シリーズ) 桑原 信也 Java 初心者/入門 おぉー私が初めてJavaを学んだ先生といえる一冊です。 これがベストスリーとは、このサイトを通じ多くの方に知ってもらえて嬉しい限りです！知名度は低いですが、丁寧で根本を押さえた図解が未だに忘れられません。改訂版を激しく希望！あと著者名は矢沢久雄氏のPNなのかな？ 第2位 ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術 平山 尚(株式会社セガ) ゲームアルゴリズム この値段で2位は、ほとんど1位に等しいでしょう！ 著者の気迫と情熱と執念と小宇宙をガンガン感じる大著です。日本語でここまで幅広く網羅した書籍は、もう二度と出ない気さえします。凶器になりそうな分厚さですが、内容は明快で実践的なので臆すること無かれ〜。 第1位 はじめての3Dゲーム開発 「DirextX9」の使い方から「1人称3Dフィールド・ゲーム」の制作まで 鎌田 茂雄 DirectX やはり1位は鎌田氏の著作でした。 わずか300ページにゲーム開発のエッセンスを凝縮した珠玉の一冊です。豊富なサンプルソースや各種ツールなどの付録も充実したお得な構成になってます。この本は学生にも好評なのでベスト10に入るとは思ってましたが、まさか1位とは驚きました！ランキング全体に言える事ですが、やはり実践的な内容の本が強いようですね。 既にDirectXは11（もうすぐ12も出ますね）までバージョンが進みましたが、なんだかんだでWindowsXPは（サポート終わっても）しぶとく残っているのでDirectX9もまだまだ現役のようです。

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